Web2.0ストラテジー読了
Web 2.0ストラテジー ―ウェブがビジネスにもたらす意味
- 作者: Amy Shuen,上原裕美子
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
副題に「ウェブがビジネスにもたらす意味」とある通り、かなりビジネスよりな内容なので「ウェブ進化論」みたいなのを期待すると最初の10ページで挫折すると思う(ウェブ進化論の内容はうろ覚えだけど)。
また今回の経済危機前に書かれているので(原書出版は2008年4月)、全般的に楽観的かつ若干強引な展開に感じられる部分もある。
それとこれも時期的な関係で、クラウドはクラウドでも扱われているのはクラウドソーシングでクラウドコンピューティングではない。
以下メモ
- 一握り(1~3%)のユーザ(アップローダ)がコミュニティを創造する
- GoogleはWinner-takes-mostである検索連動広告市場で勝者になるために、AOLの株式を取得してAOLの市場占有率7~9%を確保した(Yahoo,Microsoftは負け)。
- NIH症候群
- not-invented-here、ここで開発された物ではない、よって注目に値しないという偏狭な考え。これは日本人って結構多いかも。